第12回 公開研究会 2/19(日)13:30〜

 

 アベノミクスの失敗と破綻が明らかになり将来への不安が広がっている現在、「成長なき時代」における私たちの生き方・働き方・経済のあり方をどうするかが問われています。残念ながら、野党も明確なビジョンや提案を出せていません。ささやかですが、脱成長ミーティングでの議論は意味のあることだと思います。

「脱成長」というと暗くて停滞した社会なのではないか、貧困や過重労働に苦しむ若者には受け入れられないのではないかといった批判や危惧をよく耳にします。たしかに、「脱成長」が、経済成長主義に縛られた息苦しい生き方や不安定な経済から脱け出し、別の豊かさや多様な働き方・生き方を可能にすることをもっと具体的に描いていくことが求められています。高坂 勝さんの新著『次の時代を先に生きる』(ワニブックス)は、そうしたことに応えるチャレンジングな問題提起です。同時に、もっと聞きたいこと、突っこみたいこともあります。そこで、この本を素材にして、脱成長の豊かさや多様性や楽しさを大いに論じてみたいと思います。久しぶりの集まりになりますので、多くの方の参加をお願いします。


[ 石崎大望さん ]

3.11後、整体師として岩手・福島をボランティアで周ったことをきっかけに、特に福島の支援活動を開始。その後「原発」都民投票、国民投票の運動に事務局として関わる。現在は緑の党運営委員、神奈川共同代表、希望のまち東京をつくる会運営委員として活動。神奈川県の有機農場「なないろ畑」で農作業に従事、都市生活者の持続可能なライフスタイルや農との関わりを追求中。


[ 田部知江子さん ]

弁護士(2000年弁護士登録) 。東京弁護士会の子どもの人権と少年法に関する特別委員会委員、日本弁護士連合会の貧困対策本部事務局次長 女性と子どもの貧困部会所属。社会福祉法人「カリヨン子どもセンター」理事、一般社団法人「日本アンガーマネージメント協会」アンガーマネージメントファシリテーター、Gallup ストレングス コーチ 。DV問題、子ども、ハンセン病問題、ホームレス問題、原爆症認定、中国残留孤児、アフガニスタン国際民衆法廷、イラク日本人拘束事件などを担当し、人権・平和問題に関 わって活動。 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの立上げに関わる(2006年)。SOSAプロジェクトMY田んぼにて、お米作りを開始(2014年)。著書に『被爆者はなぜ原爆症認定を求めるのか』 (共著、岩波ブックレット)、『日弁連 子どもの貧困レポート―弁護士が歩いて書いた報告書』、『カレンさんコスタリカを語る―いちばん大切なことは命を大事にすることです』ほか。


[ 淺野健太郎さん ]

フリーライター&ブロガー 脱貧困ブログ、管理人。 ブログ読者数1000人。 Twitterフォロワー、3000人 20代の頃、映像関係の現場に一年間働く。 しかし、激務のため、体調を崩してダウン。 その経験から、現代の働き方、貧困問題に興味を持ち始める。 現在は、貧困問題を中心に社会問題を取材している。




◎日 時:2月19日(日) 13時30分〜17時00分


◎会 場:ピープルズ・プラン研究所

地下鉄有楽町線「江戸川橋」1-b出口徒歩5分

http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5


◎参加費:500円

◎定 員:30名 事前の予約をお願いします

◎予 約:脱成長ミーティング 

E-mail:datsuseicho.m@gmail.com 

電   話:090-9322-8722(こうさか)Fax:03-6424-5749

髙坂勝「次の時代を、先に生きる」

 を読んで〜脱成長の豊かさとは?」

コメント:石崎 大望

               田部 知江子

     淺野 健太郎


      応答:髙坂 勝

お陰さまで 終了しました〜