第21回 オンライン公開講座 

     2021年2月23日(祝・火)13:30〜

 
 


「地方の過疎」と「都会の過密」をともに「適疎」へ 

                   報告者:髙坂 勝 

新型コロナの世界的な感染拡大は、世界と社会と暮らしのあり方を一変させました。

今、感染拡大をできる限り防止する対策が試みられていると同時に、

ポストコロナの社会や生活のあり方を模索し創り出すための営みも始まっています。


感染症の世界的大流行がこれからも起こると予想されるとすれば、

私たちはワクチンや治療薬の開発で感染症を抑えこみ、

元どおりの経済成長や暮らし方に戻るといったことでは済まされません。


経済成長や開発による自然生態系の破壊、大都市への人口集中、社会的格差の拡大、

とめども無いグローバル化といった事柄に根本的な歯止めをかけ、

それとは別の道を探る必要に迫られています。


改めて脱成長や脱開発、ローカリズムが新鮮な響きや共感を呼ぶ時代に入っています。


今回はポストコロナの社会を構想する上で、巨大都市への人口集中、

大都市への一極集中に代わるオルタナティブをテーマとして取り上げます。


東京ではコロナ禍の渦中でも依然として

再開発による巨大商業ビルやタワマンの建設ラッシュが続いている一方、

昨年7月以降は東京からの転出者が転入者を上回る変化が起こっています。

地方へ移って新しい働き方や暮らし方をする人が確実に増えつつあります。


この動きに注目しながら、

同時に大都市における食とエネルギー・住まい・交通・働き方・コミュニティーなどの

新しいあり方を創り出してゆくことはできないか、大いに議論したいと思います。


今回は会場に集まることが難しいので、オンライン方式でのミーティングにします。

参加を希望される方は、以下までお申し込みください。


白川:JZI03162@nifty.ne.jp

高坂:oh.moonset@nifty.com


                                                                                           白川 真澄

お陰さまで 終了しました〜